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Prologue

警報音と叫び声が耳をつん裂き、目を覚ました。煙に包まれた船内がエンジン音とともに激しく揺れ動き、窓の外には赤く染まる星が見えていた。長く続いた戦争は終局を迎え、追放を余儀なくされた南派は、行くあてもなく救命船に乗り込み惑星イフィラの大気圏から抜け出そうとしていた。その間も惑星からは無数の長距離弾が船めがけて、数千マイル先の星と線を結ぶように飛んでくる。すでに左翼のエンジンは大破し、船のバランスは失われていた。

爆破する船

間も無く一発の長距離弾が船の右翼に命中し、乗組員は衝撃により船内のあらゆる方向に投げ飛ばされた。
「もおダメだ、長距離弾が船の右翼のエンジンを破壊した。逃げ切れない。」
船長がそういうのをただ呆然と見つめていたのもつかの間、大きな光に包まれ意識が途切れた。

敵船と撃破される左翼

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